レッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスは、2023年F1第12戦ハンガリーGPのQ3を9番手で終えた。初日のプラクティスの2周目にクラッシュを喫するという最悪のスタートを切ったペレスだが、その後はなんとか持ち直し、6戦ぶりのQ3進出を果たした。9番手グリッドからのスタートだが、レースペースを考えれば表彰台も狙えると考えている。
「僕たちは時々非常に強いペースを見せてきたが、残念ながらこのフォーマットではタイヤの準備を少しやりすぎてしまった」とペレスは語った。「最初のセクターが悪く、自分と比べて0.15秒もロスしてしまった。それがなければ4番手になっていたはずだ」4番手のオスカー・ピアストリのタイムは1分16秒905であり、ペレスのタイムよりわずか0.14秒速かった。「マージンを見ると、「コンマ数秒の差が人生を変える」とペレスはコメント。「でも、僕は楽観的だ。結局のところ、重要なのは週末をどこで終えるかだけだ」レッドブル・レーシングのプレスリリースでは「今日はコンパウンドと新しいタイヤフォーマットに支配されたタイトな戦いだった」とペレスはコメント。「タイヤについてあまり学ぶことはできないし、今週末に向けてタイヤから多くの情報を得られていない」「Q3では、最終ラップのセクター1がうまくいかず後退してしまったけど、今日はしっかりとした1日を過ごすことができたので、明日に向けて全力を注いでいく」「いいレースカーと強いレースペースがあるので、競争力を発揮して表彰台を狙えると信じている。ここのトラックはオーバーテイクが難しいけど、いいパフォーマンスができると確信している。すべてはレース当日のお楽しみだ」