セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)が、チームとの初の本格テストとなった2021年F1プレシーズンテスト2日目を振り返った。セルジオ・ペレスは順調に周回を重ね、チームとしては2日連続で100周超えとなる117周を走破。タイム上位勢が柔らかいC5、C4タイヤを使用していたが、ペレスは硬めのコンパウンドでロングラン中心のプログラムで、ベストタイムは1分31秒682をマーク。8番手のタイムで一日を終えた。
「RB16Bで一日中テストができて、素晴らしい気分だ」とセルジオ・ペレスはコメント。「難しいコンディションの中だったけど、多くの作業に取り組み、改善できる点がたくさん見つかった。このチームとの仕事も順調で、さまざまなことにどんどん慣れていくことができているので、今後に向けたポテンシャルを感じることができている」「明日は午前の走行を担当しますが、さらに周回を重ねるのが楽しみだ」セッション途中には、RB16Bのエンジンカウルが砕け散るというアクシデントがあったが、セルジオ・ペレスは、破損には気づかなかったと語る。「まったくわからなかった。テレビで見たと思うけど、いつ起こったのかは感じられなかった」とセルジオ・ペレスはコメント。「マシンが少しだけ難しく感じたけど、それ以外はチームがそれを整理していると思う。実際、トラックタイムをあまり失うことはなかった。皆と同じ赤旗の時間だけだったよ」関連:【動画】 セルジオ・ペレスのエンジンカウル破損でホンダF1エンジンが露出