レッドブルF1に加入したセルジオ・ペレスは、2021年シーズンの開始にむけて準備を進めるなかで、新しいチーム、そして、シミュレーターで走らせた“これまでとは慣れてきたものとは非常異なる”レッドブルのF1マシンに素早く適応する必要があることを認識していると語る。セルジオ・ペレスは、1月中旬に初めてミルトンキーンズのレッドブルF1のファクトリーを訪れ、シミュレーターで2日間の作業を行った。
セルジオ・ペレスは、学ぶことはたくさんあり、慣れるには時間がかかることを認める。今シーズンはプレシーズンテストが3日間しかなく、セルジオ・ペレスはマシンにすぐにでも乗りたいと語る。「シミュレーターで新しいマシンを試したけど、僕が慣れてきたものとは非常に異なっている」とセルジオ・ペレスはコメント。「でも、結局のところ、それはまだF1カーなので言い訳はない」「今年は非常に限られたテストになるだろうけど、それは誰にとっても同じだ。チームを移籍するドライバーはたくさんいるので、新しいチームで誰が最速のラップをするかを見るのは素晴らしいことだ」セルジオ・ペレスは、ホンダF1との協力にも興奮していると語る。セルジオ・ペレスは、2021年末にF1から撤退することを決定しているホンダF1にチャンピオンを獲らせたいと考える一方で、ホンダがF1バーレーンGPでのシーズン開幕戦までにマシンを開発するために非常に懸命にプッシュすると考えている。「すべてのエンジニアと一緒に仕事ができることをとても楽しみにしている。レッドブル・ファミリー全員がトップに立ってチャンピオンシップを獲得することを心から望んでいる。僕たちは持っているすべてを提供し、素晴らしいシーズンを過ごたいと思っている」セルジオ・ペレスにとって今年のハイライトはF1メキシコGPに設定されている。昨年のF1サヒールGPで、セルジオ・ペレスは50年ぶりにF1で優勝したメキシコ人ドライバーとなり、ペレスをF1に残留させるためのキャンペーンが展開された。「非常に特別だった。そのキャンペーンを知っていた。あのチームにすべてを捧げていたし、優勝は期待していなかっけど、ファンやメキシコの人々からすべてのサポートを受けて、それがモチベーションを維持させたのは確かだ。メキシコGPでレッドブルをドライブするのが待ち切れない。すごいことになるだろうし、今はレッドブルを愛するメキシコ人がたくさんいると確信している」
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