新型コロナウイルスに感染したレーシング・ポイントF1のセルジオ・ペレスは、レース欠場が決まった心境を“キャリアで最も悲しい日”だと語り、F1ハンガリーGP後に“大きな事故で入院”していた母親を見舞うために2日間メキシコに戻っていたことを明らかにした。セルジオ・ペレスは、木曜日に陽性反応が示され、初めて新型コロナウイルスに感染したF1ドライバーとなってしまった。自主隔離が必要となり、シルバーストンで開催される今週末のF1イギリスGPと次の70周年記念GPを欠場することになる。
セルジオ・ペレスは、SNSで公開した動画のなかで、事故に遭って入院している母親を見舞うために2日間メキシコに滞在していたが、F1のすべてのプロトコルに従って、プライベートジェットで帰っていたと説明。現在、自己隔離中のセルジオ・ペレスは、新型コロナウイルスの症状は出ていないが、F1イギリスGPを欠場することは自分のキャリアで“最も悲しい日のひとつ”だと語った。「ご存知のように、僕はCOVID-19の陽性反応が出た」とセルジオ・ペレスは語った。「とても悲しいし、間違いなくキャリアの中で最も悲しい日だ。今週末にむけてかなり準備していたし、100％準備ができている」「自分には素晴らしいマシンがあることを知っていたし、チームは素晴らしい仕事をしてくれました。これが起こったことは本当に悲しいけど、これは僕たち全員がこのウイルスに対してどれほど脆弱かを示している」「母が大きな事故に遭ったので、ハンガリー後にFIAとチームの指示に従って、母に合うためにプライベートジェットで2日間メキシコに戻っていた。彼女が退院してすぐに会うことができた」「その後、すべてのプロトコルを守って、同じ方法でヨーロッパに戻ってきた。どこで感染したのかはわからない」「サポートしてくれている同僚のドライバーのみんな、チーム、当局、ファンに感謝したい」 この投稿をInstagramで見る F1-Gate.com(@f1gate)がシェアした投稿 - 2020年 7月月31日午前2時29分PDT 「今は僕にとって確かに厳しい瞬間だけど、ここからもっと強って戻れると確信している」