レーシングポイントのセルジオ・ペレスは、母国レースとなったF1メキシコGPで“ベスト・オブ・ザ・レスト”の7位でフィニッシュ。“勝利のような気分”だと語った。タイヤを自由に選択できる最上位となる11番グリッドからスタートしたセルジオ・ペレスは、20周目にミディアムからハードに交換する1ストップ戦略を実行。ダニエル・リカルド(ルノー)からの猛追を退けて7位でゴールし、地元の観客を沸かせた。
「これは僕たちにとって勝利のように感じる。僕とチームにとって素晴らしい日だ」とセルジオ・ペレスは語った。「レースはほぼ完璧だったと思うし、この結果をもたらしたチーム全体のすべてのハードワークを祝福したいと思う。今週、多くのサポートをしてくれたファンの前で、ホームレースで多くのポイントを獲得することは特別なことだ」セルジオ・ペレスは、レース終盤にダニエル・リカルドと争っていた。61周目にリカルドが抜きにかかったが、ターン1でオーバーシュート。コース外を走行してペレスの前に出たリカルドだが、紳士的にポジションを返した。「レースはとても激しかったし、特に最後のダニエルとの戦いはね。彼の方がフレッシュなタイヤを履いていたし、大きなプレッシャーをかけてきた」とセルジオ・ペレスは振り返る。「一生懸命に集中し、まさに最後までプッシュする必要があった。自分たちのパフォーマンスにはとても満足しているし、今日のポイントはチームのチャンピオンシップ争いにとって重要だ」実際、セルジオ・ペレスが6ポイントを追加したことで、レーシングポイントは64ポイントとなり、コンストラクターズ選手権でトロロッソ・ホンダに並んだ。