セルジオ・ペレスは、今季レーシングポイントで新しいチームメイトとなったランス・ストロールのレースペースに“驚いた”と認める。ランス・ストロールは、ウィリアムズで2年間を過ごした後、2019年に父親のローレンス・ストロールが買収してリブランドされたレーシングポイントに移籍した。
今年、ランス・ストロールは予選で苦労しており、Q2進出は1度だけ。まだ1周のペースではセルジオ・ペレスに匹敵できていない。しかし、レースではセルジオ・ペレスの3回の入賞に対いて4回の入賞を果たしており、チャンピオンシップの順位で上回っている。その統計はドイツでの4位フィニッシュによって拡大された。「彼がチームに来てから彼のレースのリズムには驚いた。それが僕が驚かされたことだ」とセルジオ・ペレスは語った。「前は特にレースペースに関しては以前のチームメイトに対して歴史的に少しアドバンテージがあうと思っていた。そのレベルにいるのはランスが初めてた」「彼のレースのペースはとても良いし、彼は改善していると思う…今では彼は到着したときのドライバーよりも大きく改善したし、彼かにはもっと多くのポテンシャルがあると思う」「彼はかなりいいパフォーマンスを発揮している。日曜日の彼は私と同じようなレーサーだし、僕たちのこれまでのクルマを考えればかなり良い仕事をしると思う」セルジオ・ペレスは、第4戦アゼルバイジャンGP以来ポイントを獲得できておらず、ドライバーズ選手権で16位に沈んでいるが、シーズン前半は“多くのポジティブなこと”があったと強調する。「今シーズンは順調にスタートが切れたし、シーズン前半を通してクルマの可能性を最大限に引き出してかなりいい走りができていると思う」「もちろん、ドイツでの事故は僕が責任を負わなければならないし、それは夏休みまでのシーズンに影響を与えたけど、全体的には多くのポジティブなものがあったし、シーズン後半は非常に強力になると予想している」