セルジオ・ペレスは、メキシコとの国境に壁を建設するという公約が波紋を広げているアメリカのドナルド・トランプ大統領に抗議するメキシコGPの運動を支持することを表明した。2015年にF1メキシコGPの舞台としてF1カレンダーに復活したアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスは、10月29日(日)に開催される今年のイベントを成功させるために、サーキットに#BridgesNotWalls(壁ではなく橋を)とのハッシュタグが大きく掲げる。
サーキットは、このメッセージが“誇りを持って掲示”された“シンプルかつ明確”なものであり、ファンにメキシコのレースを見に来てもらうための“オープンな招待状を再確認するもの”だとプレスリリースで述べた。昨年のレースには週末を通して34万人近い観衆が詰めかけている。このサーキットのイニシアチブに地元のヒーローであるセルジオ・ペレスも賛同。自らもハッシュタグを写した画像に登場している。 セルジオ・ペレスは「F1メキシコGPのようなワールドクラスのイベントは、メキシコの人々が力を合わせた時にどれほどの力を発揮できるかを世界に示す最高の機会だ」とコメント。「このユニークなグローバルプラットホームを通じて、メキシコは温かく人々を歓迎する国であることを証明してきた。2015年と2016年のレースは表彰されるほどで、2017年はさらに記憶に残るものになることが約束されている」 セルジオ・ペレスがトランプ大統領に関連して話題になるのはこれが初めてではない。昨年、ドナルド・トランプがアメリカ大統領に当選した際にTwitterで母国メキシコを嘲笑した個人スポンサーのホーカーズに激怒し、契約を打ち切っている。
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