セルジオ・ペレスは、予選Q2でイエローフラッグを無視したとして決勝レースでの8グリッド降格ペナルティを科せられた。Q2終盤、ロマン・グロージャンのクラッシュにより、セクター2にダブルイエローフラッフが振られ、ターン3ではジェンソン・バトンがコースオフしたことでイエローフラッグが振られていた。
しかし、その周回でセルジオ・ペレスは最速タイムをマーク。9番手でQ3進出を果たしたが、セッション後、8グリッド降格とスーパーライセンスに3点のペナルティポイントを科せられた。ダブルイエロー区間についてスチュワードは「ターン9とターン10でダブルイエローフラッグが振られていた際、カーナンバー11のドライバー(ペレス)は第2条4項5.1(b)に定められているように著しく減速し、方向転換や停車に備えるのを怠った」と声明で述べた。 「スチュワードは当該ドライバーが2つのコーナーで減速すべきだったこと、およびその双方がブラインドコーナー(うち一つはアクシデントが起こり、ダメージを負ったマシンがまだバリアにある状態)であり、コースが全体に障害物があるのか、あるいはコースの一部がブロックされているのか、かつマーシャルがコースサイドで作業しているかどうかをドライバーが把握していなかったであろう場所であることを考慮した」 またイエロー区間については「カーナンバー11はイエローフラッグが掲示されている間にカーナンバー21をオーバーテイクした(エステバン・グティエレス)」とした。予選を10番手で終えたセルジオ・ペレスだが、8グリッド降格処分により、決勝レースは18番グリッドからスタートする。関連:【動画】 2016 F1シンガポールGP 予選ハイライト
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