ピレリが、2011年のF1タイヤ供給に興味を示しているとされている。る。今シーズン末でF1から撤退するブリヂストンの後任としては、FOTAグループが支持するミシュラン、低コスト提案のためバーニー・エクレストンと弱小F1チームが支持するエイボンが候補に挙がっている。ミラノに本部を置くピレリは、昨年「道路でも使用できるレーシング用タイヤを開発することを望んでいる」として、F1参入を否定していた。
しかし21日にミラノで株主総会が開催され、マルコ・トロンケェッティ・プロベラ会長は、特定の条件が合えばピレリは方針を再検討するかもしれないと述べた。マルコ・トロンケェッティ・プロベラは、ピレリはミシュランのようにF1タイヤを13インチから18インチに変更することを希望しており、タイヤを供給することによって経済的メリットを受ける必要があると述べた。イタリアの ANSA や Il Giornale など報道によると、マルコ・トロンケェッティ・プロベラは、これら条件が合えばピレリは「大きな関心をもってF1参入を検討するだろう」と述べたとしている。しかしプロベラは、現時点では噂以上のものは「何もない」と主張している。関連:ピレリ、F1の新タイヤサプライヤーに決定 - 2010年6月23日