全F1チームが2010年のF1マシンを合同で発表するという計画は、結局中止となった。FOTAは、コスト削減のために2010年マシンの発表を合同で行なうことに同意。バレンシアでのシーズン初の合同テストの直前にサーキット近くの会場で合同発表会が開催される予定だった。合同発表会の予算は200万ユーロ程度とみられ、13チームで均等に分ければ1チームあたりのコストは15万ユーロ程度で済む予定だった。
しかし、小規模チームが注目を得られないと懸念しているとの噂があり、ドイツの“Auto Motor und Sport”は、合同発表会がキャンセルされたのは物流的な理由もあるとしている。同誌は、新チームのロータス、USF1、ヴァージン、カンポスなどは、2010年マシンを発表する用意ができないかもしれないという事実が問題だとしている。各チームは個別に新車発表会を行うことになるが、控え目で低コストになるとしている。
全文を読む