F1バーレーンGPで、2チームがギアボックス規約の抜け穴を利用するために戦略的にリタイアしたと Auto Motor und Sport が報じている。現在のF1は、5戦連続でギアボックスを使用することが義務付けられており、交換した場合は5グリッド降格ペナルティが科せられる。ウィリアムズのパストール・マルドナドは、F1中国GP後にギアボックスの欠陥が発覚したため、バーレーンGPの決勝レースでは5グリッド降格を受け入れた。
しかし、いくつかのトラブルは「戦略的な理由でシミュレートされた」ものである可能性があると同誌は報道。F1バーレーンGPでは、ウィリアムズがブルーノ・セナにレースをリタイアさせることに決定。「ブレーキペダルにバイブレーションが多くなってきた。事故のリクスを避けるためにピットに入ることに決めた」とブルーノ・セナは述べていた。しかし、同誌はそれが「戦略的なリタイアだった」と主張。ウィアムズは、バーレーンGPの週末前から両方マシンに製造的な欠陥があることを見つけていたと述べた。ギアボックス規約の抜け穴はリタイアにある。いかなる理由であっても、リタイアした場合はギアボックス交換のシーケンスが変わっても次のレースでグリッドペナルティを科せられることはない。マクラーレンのジェンソン・バトンも、F1バーレーンGPでチェッカーフラッグを受けなかった。ラスト数周までポイント圏内を走っていたジェンソン・バトンだが、おそらくエキゾーストが壊れてタイヤに熱い排気ガスが吹きつけたことが原因によるパンクでピットインしなければならなかった。「1周後、セクター2で自己ベストを記録していたが、バトンはピットに戻った」と同誌は報道。公式説明では問題は異なるが、同誌はジェンソン・バトンのリタイアも、おそらくブルーノ・セナと同じ戦略的な理由だったと主張している。「バトンは13位だったし、ポイントの望むはなくなっていた」リタイアにより、ジェンソン・バトンは、F1スペインGPで新しいギアボックスを搭載することができる。ジャーナリストのミハエル・シュミットは、マクラーレンはマシンのリアに新しいギアボックス形状が必要な改良を予定しているため、さらなる利益を得られると述べた。バーレーンでの戦略的なリタイアがなければ、ジェンソン・バトンは新しいギアボックスをF1モナコGPまで待たなければならなかった。一方、ミハエル・シューマッハは、レース前にギアボックスを交換したことで5グリッド降格ペナルティを受けた。そのためミハエル・シューマッハは、バルセロナで完全にギアボックス交換を行うことができる。同誌によると、メルセデスAMGはピレリタイヤの扱いを改善させるために完全に新しいカーボン・ハウジング設計を採用するという。チームメイトのニコ・ロズベルグは、新しいギアボックスを使うのはF1モナコGPまで待たなければならない。
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