2019年のダカール・ラリーは1月17日に最終ステージを迎え、トヨタのナサール・アルアティア(Nasser Al-Attiyah)が、自身3度目の総合優勝を達成。トヨタにとっては初のダカール制覇となった。2012年のロンドン・オリンピック射撃男子の銅メダリストでもあるカタール出身のナサール・アルアティアにとって、2011年と2015年に次いで3度目の総合優勝。トヨタ・ハイラックスで参戦したトヨタ自動車にとっては初のダカール制覇となった。
「誰もがダカールで勝ちたいと思っている。でも、ペルーに来たとき、他の国ではなく、ペル・ラリーで勝ちたいと思った。たくさんの砂丘があって、僕たちが得意だとわかっていたからね」とナサール・アルアティアは述べた。「素晴らしかった。ラリー全体でミスをしなかった。全員にとって非常に難しいラリーだった。3日目からリードして、大きなリードを築いて最終日を迎えられたのが良かった」2輪部門ではKTMのトビー・プライスが2度目の優勝。オーストリアのメーカーであるKTMにとって18年連続のタイトルとなった。
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