マクラーレンF1のオスカー・ピアストリは、先週末のF1日本GPでF1初表彰台を獲得したが、レースペースに関してはまだまだ学ぶことが多いと認めた。ピアストリは、鈴鹿サーキットでのF1レースを2番グリッドからスタートし、マックス・フェルスタッペン、マクラーレンのチームメイト、ランド・ノリスに次ぐ3位表彰台を獲得した。
スタートで出遅れたピアストリは、1回目のストップでトラックポジションを上げたものの、ノリスとのペース差に苦しみ、チームによって脇に追いやられた。レース後、彼はF1でまだ学ばなければならないことの一例として「レースの特定のポイントで十分な速さが足りませんでした」と彼は説明した。「このようなハイデグラデーションのレースが、おそらく現時点で僕が挑戦し取り組む必要がある最大のことだ」「僕にとってはまだとてもフレッシュなことだ。これまでのジュニアレースの中で、このようなレースはなかった」「そこから学ぶ唯一の方法は、とにかくレースをこなすしかない」「もう一度このレースをするなら、少し違うことをしただろうけど、それもすべて学習の一部だ」「まだまだ先があるように感じているけど、表彰台でフィニッシュできると知って興奮している」日本でのタイヤマネジメントは、特に暖かいコンディションを考えれば、ドライバーにとって非常に重要なタスクだった。鈴鹿サーキットは、タイヤマネジメントの面でも難しいサーキットだ。オープニングラップでプッシュすればタイムは稼げるが、タイヤをオーバーヒートさせてしまい、スライドや負のスパイラルに陥ってしまう。各ラップの攻め方を学び、レースのどの時点でプッシュすべきかを知ることは、科学ではなく芸術だ。どの点に集中する必要があるかと質問されたピアストリは「レースの特定のポイントでのタイヤマネジメントとジャストペースは、望んでいたほど強力ではなかった」と説明した。「最初のスティントでは、みんながすごくゆっくり走っているように感じた。もう少しプッシュしようとしたときに、タイヤがあまり速く走らせてくれなかった。取り組むべきことがいくつかある」「全体として、レースで良い結果を出せればいい」「さっきも言ったように、この種のレースでは、良くも悪くもレースを経験し、経験を積む以外に学ぶ簡単な方法はないと思う」「特にここ数週間のワンラップのペースは、シーズン序盤からかなり改善されているけど、この種のレースではレースペースはまだ改善の余地があるのは間違いない」