マクラーレンのオスカー・ピアストリは、2023年F1第16戦シンガポールGP初日のフリー走行を15番手で終了。シンガポール市街地コースを攻略するのは「トリッキー」だと語った。シンガポール市街地コースでの初走行となったフリープラクティス1では、全体のペースから2秒以上遅れて19番手だった。
フリープラクティス2ではそのギャップを1.3秒に縮め、マクラーレンのチームメイトであるランド・ノリスにコンマ8秒差の15番手で1日を終えた。「間違いなくトリッキーなサーキットだ」とピアストリは語った。「タイトで、ツイスティで、バンピー。初日は面白かった。多くのことを学んだ」「タイトで、ツイスティで、バンピー。初日は面白かった。多くのことを学んだよ「マシンのほうもまだ課題が残っているし、このトラックを最大限に生かすためにはどうすればいいか、まだまだ学ぶことがたくさんある。でも、常に学んでいるし、明日に向けてもう少し速さを見つけられればと思う」。マクラーレンは今週末のシンガポールに向けてアップグレードを導入しているが、これはノリスのマシンにのみ装着されるもので、ピアストリは来週末の鈴鹿で装着する予定。この異なるパッケージは、チームにとって2台のパッケージを比較するためのベースラインを提供するが、それでもルーキーにとっては参考になる。「現時点で一番大事なことは、とにかく走って自分の力を最大限に発揮して、トラックに慣れることだ」とピアストリは語る。「ここは難しいし、それが一番大きなことだと思う」「それでもリファレンスになる。完全に違うカテゴリーのマシンではないので、ランドを参考にすることはまだ役に立つけど、もちろん、ビルトインのギャップは少しある」「でも、ベストを尽くして、努力し、学び続けて、今はそれに集中しなければならない。良い週末に向けてセットアップすることができることを願っている」ピアストリは1分33秒461のベストタイムをマークしたが、トップ10からはコンマ4秒離され、10番手のバルテリ・ボッタスから17番手の周冠宇までがコンマ5秒差でひしめく集団に巻き込まれた。ピアストリは「かなり僅差だと感じている」と認めた。「おそらくあのセッションでは僕らは僅差の最後尾にいた。あとコンマ数秒あれば、もっと上に行ける可能性はあった」「明日に向けて何ができるか考えたい。とても僅差だ」「ここはクリーンなラップをするのは難しい。自分のドライビングを最大限に引き出すことが、今のところ最も重要なことだと思う」オスカー・ピアストリ「シンガポール初日が終わった。多くのことを学んだ。トリッキーなサーキットだし、マシンにもドライビングにも課題がいくつかあると思うけど、間違いなく多くのことを学んだ。自分自身、より多くの経験を積んだことで、より良い状態になっていると思うけど、明日に向けてまだまだ課題はたくさんある」