SUPER GT第3戦の決勝レースがタイのチャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、本山哲/柳田真孝(#46 S Road MOLA GT-R)がGT500クラスで優勝を成し遂げた。本山哲にとっては3年半振り、柳田真孝にとっては2年半ぶりの久々の勝利。本山哲は、今回の優勝によりGT500クラスでの通算勝利数を16回に伸ばし、これまでの最多勝トップである立川祐路に並んだ。
予選3位から飛び出した本山の駆る#46 GT-Rは2位につけ、独走態勢を作りたいポールシッターの#38 レクサスRC Fとの間合いを計りながら、その後ジリジリとその背後へ迫っていった。本山の迫力満点の走りによってトップに立つと、6周目にピットインして柳田真孝と交代。その後は#38がトラブルで後退すると、2位との差は11秒以上に開き、柳田真孝は余裕を持って周回を重ね、66周目のチェッカーフラッグをトップポジションで駆け抜けた。本山哲は自身のTwitterで「勝ったーー!!」と投稿。「スーパーGTタイ最多勝をかけた立川との勝負も面白かったし、久しぶりに勝てて嬉しかった。モーラで初、まーと初、そして実はミシュランで初の優勝でした!」「サポートしてくれる皆さんに感謝です。本当にありがとうございました!!」本山哲「久々に優勝できてうれしいです。去年はトップを走っていてトラブルが発生したので、今年は借りを返すつもりでした。予選でポールポジションを取れなかったのは残念でしたが、レースには自信がありました。(#38の)立川といいバトルもでき、マージンを築けなかったけれどトップで柳田にバトンタッチできたし、不安なくレースを戦うことができました」柳田真孝「交代するまでは僅差でレースをするんだろうなと思っていましたが、ピットストップで差をつけてくれたのでかなり気持ちが楽になりました。途中水温が上がって去年のことを思い出しましたが、スタッフを信じて安心して走りました。久しぶりの優勝なので嬉しいです」
全文を読む