中嶋一貴は、まもなくノーポイントを脱出できると確信している。中嶋一貴は、今シーズンの現時点でまだポイントを獲得できておらず、ドライバーズランキングでは最下位に沈んでいる。しかし、シルバーストンでは自己最高の予選5番手を獲得するなど、特にここ数戦では力強いペースをみせており、中嶋一貴自身も残りのシーズンへの見通しについては前向きだ。
「フラストレーションは溜まるし、結果を見れば大失敗に見えると思います」と中嶋一貴は語る。「でも、とても良いチャンスがあったのはわかっているし、実際の結果に比べれて、差はかなり小さいと思います」「かなり前向きに捉えているし、結果が示すよりはポジティブです。小さなタイム差が、結果では大きな違いになっているので、今はとてもタフですね。努力し続ける必要があるし、いずれ全てがうまくハマると確信しています」最近の中嶋一貴のパフォーマンスに関しては、ウィリアムズも高い評価を与えている。「エンジニアとより一致団結しているし、チーム全体にとっても、お互いにプッシュできる2人のドライバーがいることは良いことだと思います」「すべてがハマれば、良い結果を出せる自信はあります。もう少し学ぶ必要があるし、あと少し良くなれば、全てが僕たちの方に向いてくると思います。シルバーストンでの結果は残念でしたが、とても励みになるレースでもありました」今シーズンは2008年のポイントには届いていないが、中嶋一貴は、去年とは全く異なるレベルでレースをしていると考えている。「去年と比べると、違った場所にいると思います」「去年が今のようであれば、もっと良い仕事ができていたと思っているし、ドライバーとして上達し続けていると思うので、かなり満足しています」「チームは良い仕事をしているし、僕自身としても去年よりずっと良い仕事ができています。それを続けるだけです」
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