中嶋一貴は、2011年にフォーミュラ・ニッポンとSUPER GT(GT500)の両シリーズに参戦することを自身のブログで明らかにした。2009年シーズン末にウィリアムズのF1シートを失い、2010年はレース活動をしてこなかった中嶋一貴。だが、年末にフォーミュラ・ニッポンやGTをテストするなど、国内レース復帰を示唆していた。
「ここ1カ月、日本でフォーミュラニッポンやGTのテストでかなり走りこませてもらい、久々に乗るレーシングカーは純粋に楽しかったです」と中嶋一貴はコメント。「そんなこともあっていろいろと噂にもなっているようですが、あまり引っ張ってもなんですのでそろそろはっきりさせておきたいと思います」「ということで来年は、日本国内のレースを戦います!」参戦カテゴリーは、フォーミュラ・ニッポンとGT500であることを明かした中嶋一貴。まだ具体的な体制は明かしていないが、トヨタ系チームでの参戦になるだろう。「具体的な体制はまだ詳しくはこれからになりますが、フォーミュラニッポンとGT500の両シリーズを戦うことになります」「ここしばらくテストで距離を重ねてきましたが、どちらのレースともドライバーの、そして技術的な面でのレベル共にF1以外のどのカテゴリーにも引けを取らないものだと感じました」「実質(というか実際に)どちらのレースもルーキーという立場になるので、初心に帰るいい機会ですし、心機一転です」中嶋一貴の国内レース参戦は、2005年以来となる。「国内でレースをするとはいっても、ドライバーとして何時、世界中のどこでチャンスがあっても戦えるような準備と心構えはしていたいですし、それぐらいの意識を持ってやっていかなければいけないと思います」「また、ここしばらくF1の人気が低下していると言われますが、国内のレース、特にフォーミュラニッポン(何回も書くには名前が長い・・・)のそれはF1の比にならないくらい問題だと思うので、ドライバーとしてレースを戦うことプラス、違った角度からレースを認知してもらって盛り上げられるようにしていきたいですね!」
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