Appleが、ブラッド・ピット主演のF1映画の配給権を獲得したことが明らかになった。タイトル未定のこの映画は、『トップガン・マーヴェリック』の公開を控えるジョセフ・コシンスキーが監督を務め、脚本は同作のアーレン・クルーガー、プロデューサーは「アルマゲドン」「パイレーツ・オブ・カリビアン」などで知られるジェリー・ブラッカイマーが務めるという。
また、製作には7回のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンが関与し、プラッド・ピッドのの製作会社「Plan B」も参加するという。Deadlineによると、この映画は、若いドライバーを指導するために引退を撤回したレーサーを演じる主演のブラッド・ピットが、若いドライバーのチームメイトとしてコース上で最後の栄冠を目指すというストーリー。映画の予算は1億4000万ドルと報じられている。これは、2022年のF1チームの予算制限と同じだ。この映画に実際のF1組織が公的な立場で関与するかどうかは不明だ。プラッド・ピット、ジョセフ・コシンスキー、そして、アップルはおそらく、実際のチームやスポンサーはもちろんのこと、F1の名前を使用するために何らかの承認が必要になるだろう。Appleは、この映画を30日間、最大で60日間劇場で公開したのち、Apple TV+で配信することを計画しているという。