F1イタリアGPのピエール・ガスリーの劇的なF1初優勝は、スタート直後の1コーナーでのアレクサンダー・アルボンとの接触を切り抜けたことから始まった。10番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、1コーナーでアレクサンダー・アルボンと並ぶ。行き場がなくコースからはみ出した状態にあったアルボンはターンインして右リアタイヤがガスリーの左フロントタイヤと接触。
この接触でアレクサンダー・アルボンのマシンは跳ね上がり、フロアにダメージを負った。後退したアルボンは、ロマン・グロージャンとのバトルでスペースを与えなかったとして5秒ペナルティを科せられ、さらにこのダメージによって一周あたり2秒ほどのタイムロスが続き、15位でレースを終えている。ピエール・ガスリーは、当たり方によってはフロントサスペンションやウイングなどにダメージを負ってもおかしくなかった。しかし、幸いにもパフォーマンスに変化はなく、劇的なF1初優勝へとつながった。 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿 - 2020年 9月月6日午前11時55分PDT