2018年 F1ロシアGPのフリー走行1回目が9月28日(金)にソチ・オートドロームで行われた。2014年に冬季オリンピックが開催されたオリンピック村の周囲に公道とクーロズドコースが混在したソチ・オートドロームは、高速での戦いが予想され、パワーユニットの性能が重要になる。サーキットに薄い雲が覆うなか、現地時間11時に気温22.9℃、路面温度25.5℃のドライコンディションで90分間のセッションはスタートした。
F1ロシアGPでは、マクラーレンがランド・ノリス、ザウバーがアントニオ・ジョビナッツィと来季の起用が決定しているドライバー、ルノーがアルテム・マルケロフ、フォースインディアがニコラス・ラティフィとレギュラードライバー以外の若手を走らせた。グランプリ週末に先駆けて、レッドブルの2台、トロロッソ・ホンダの2台、そして、マクラーレンのフェルナンド・アロンソがパワーユニットを交換。アロンソに代わって出走したランド・ノリスを先頭に各車がコースに出て行った。フリー走行1回目のトップタイムはフェラーリのセバスチャン・ベッテルがハイパーソフトで記録した1分34秒48。2番手にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが0.050秒差で続いた。3番手にはルイス・ハミルトン、4番手にはバルテリ・ボッタスとメルセデス勢が続いている。メルセデスは1回目のセッションではハイパーソフトを使わなかった。ダニエル・リカルド(レッドブル)はマシンから白煙が上がるトラブルがあり、11周の走行に留まった。ホンダの“スペック3”エンジンを投入したトロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが16周を走行してトップから2.456秒差の12番手タイム、ブレンドン・ハートレーは28周を走行して19番手タイムだった。2018年 F1ロシアGP フリー走行1回目 動画OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "N5c2piZzE6lzsnEZyVNq-csOqt0gyXHm");});
全文を読む