2017年シーズンのMotoGPのチーム&ライダー。チャンピオンシップ69年目となる今シーズンは、6メーカー、12チーム、23名のトップライダーたちがエントリーしている。2017年は、3度のMotoGPチャンピオンであるホルヘ・ロレンソがヤマハからドゥカティに移籍。12名のライダーが昨シーズンとは異なるチームでチャンピオンシップに挑む。
レプソル・ホンダ・チームホンダのファクトリーチーム。2年ぶり3度目のタイトル獲得に成功した王者マルク・マルケスは、史上8人目となる最高峰クラス4度目、史上10人目となる通算6目のチャンピオンを目指す。最高峰クラスに進出した2006年から12年連続して所属する総合6位のダニ・ペドロサは、最高峰クラス初タイトル獲得に挑戦する。モビスター・ヤマハ MotoGPヤマハのファクトリーチーム。最高峰クラス18年目、同チーム5年連続12年目を迎える総合2位のバレンティーノ・ロッシが、2009年以来8年ぶりとなる最高峰クラス8度目、通算10度目のチャンピオンを目指す。新加入のマーベリック・ビニャーレスは、2度のオフィシャルテストで連続してトップタイムを記録しており、初タイトル獲得を狙う。ドゥカティ・チームドゥカティのファクトリーチーム。9年間所属したヤマハから移籍してきたホルヘ・ロレンソが、2015年以来3年ぶりとなる最高峰クラス4度目、通算6度目のチャンピオンを狙い、同チーム所属5年目を迎える総合5位のアンドレア・ドヴィツィオーゾと共に、2007年以来10年ぶりとなるタイトル奪回を目指す。チーム・スズキ・エクスタースズキのファクトリーチーム。アンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスを起用。チーム体制を一新し、ホンダ、ヤマハ、ドゥカティに挑戦。アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニアプリリアのファクトリーチーム。最高峰クラス復帰2年目の後半戦に成績が安定して向上した後、アレイシ・エスパルガロとサム・ロウズを起用。チーム体制を一新し、上位陣とのギャップを詰めに行く。レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングKTMのファクトリーチーム。最高峰クラス参戦1年目は、元モンスター・ヤマハ・テック3のポル・エスパルガロとブラッドリー・スミスを起用し、マシンを開発する。モンスター・ヤマハ・テック3ヤマハのサテライトチーム。2016年にサテライト勢の最高位となる総合5位を獲得した後、ヤングライダーたちにチャンスを提供するチームの方針に従い、ヨハン・ザルコとジョナス・フォルガーを起用。LCR・ホンダホンダのサテライトチーム。カル・クラッチローの1人体制を継続。エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDSホンダのサテライトチーム。最高峰クラス3年目は、ジャック・ミラーとティト・ラバットの体制を継続。オクト・プラマック・レーシングドゥカティのサテライトチーム。2016年からチーム体制を維持するが、ダニロ・ペトルッチはデスモセディチGP17、スコット・レディングはデスモセディチGP16を使用する。レアーレ・エスポンソラマ・レーシングドゥカティのサテライトチーム。活動名は変更となるが、チーム体制を維持。エクトル・バルベラはデスモセディチGP17、ロリス・バスはデスモセディチGP16を使用する。プル&ベア・アスパル・チームドゥカティのサテライトチーム。古巣に復帰するアルバロ・バウティスタはデスモセディチGP17、スーパーバイク世界選手権から復帰するカレル・アブラハムはデスモセディチGP16を使用する。