MotoGP 第10戦インディアナポリスGPの決勝レースが9日、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われ、ランク4位のマルク・マルケスが、ポールポジションから優勝。マルク・・マルケスは、当地で2011年から5年連続の優勝。最高峰クラスで22勝目、キャリア通算48勝目に到達。所属するホンダにチャンピオンシップ通算700勝目をもたらした。
気温28度、路面温度35度のドライコンディションの中、ウォームアップ走行で週末4度目、今季28度目の最速時計を記録した後に今季7度目の転倒を喫したマルク・マルケスは、ウォームアップ走行で今季初転倒を喫した3番グリッドのホルヘ・ロレンソと優勝争いを展開。ラスト3ラップの1コーナーでトップに躍り出て今季3勝目。ホルヘ・ロレンソは今季6度目の表彰台を獲得。8番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、2番グリッドのダニ・ペドロサとの3位争いに0.181秒差で競り勝って、開幕戦カタールGPから10戦連続の表彰台を獲得。7番グリッドのアンドレア・イアンノーネは、6番グリッドのブラドリー・スミスとの5位争いを0.223秒差で抑え、11番グリッドのポル・エスパルガロ、4番グリッドのカル・クラッチロー、10番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾ、5番グリッドのダニロ・ペトルッチがトップ10入り。9番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは11位。15番グリッドのヨニー・エルナンデェス、13番グリッドのスコット・レディング、12番グリッドのアレイシ・エスパルガロが続き、14番グリッドのエクトル・バルベラがオープンオプションの最高位となる15位。地元出身のニッキー・ヘイデンは20番グリッドから16位。17番グリッドのステファン・ブラドルは20位。23番グリッドのトニ・エリアスは、最後尾の22位だった。チャンピオンシップは、ポイントリーダーのロッシが16ポイントを加算。ランク2位のロレンソが9ポイント差、ランク3位に浮上したマルケスが56ポイント差に詰めた。次戦チェコGPは、ブルノ・サーキットで14日に開幕、16日に決勝レースが行われる。