MotoGP 第9戦ドイツGPの決勝レースが12日、ザクセンリンクで行われ、ランク4位のマルク・マルケスがポールポジションから独走で優勝。マルク・マルケスは、125ccクラスに参戦した2010年から6年連続して、ポール・トゥ・フィニッシュを達成し、今季2勝目、最高峰クラス21勝目、キャリア通算47勝目を挙げて、前半戦を締め括った。
気温27度、路面温度42度のドライコンディションの中、ウォームアップ走行で週末6度目、今季24度目の1番時計を刻んだマルク・マルケスは、ライバルたちがフロントタイヤに左右非対称コンパウンドを選択した中でハードコンパウンドを装着すると、1ラップ目にポジションを譲ったが、5ラップ目にトップに躍り出ると、7ラップ目、10ラップ目にサーキットレコードラップを更新して、ライバルたちとのアドバンテージを広げた。2番グリッドのダニ・ペドロサは、2.226秒差の2位。今季の最高位に進出して、レプソル・ホンダが2年連続、今季初のワンツーフィニッシュを達成した。6番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、5.608秒差の3位。開幕から9戦連続の表彰台を獲得すると、3番グリッドのホルヘ・ロレンソは、9.928秒差の4位に入った。4番グリッドのアンドレア・イアンノーネは単独走行で5位。9番グリッドのブラドリー・スミス、10番グリッドのカル・クラッチロー、8番グリッドのポル・エスパルガロ、15番グリッドのダニロ・ペトルッチ、7番グリッドのアレイシ・エスパルガロがトップ10入り。12番グリッドのマーベリック・ビニャーレス、5番グリッドのヨニー・エルナンデェスが続き、13番グリッドのエクトル・バルベラが、オープンプションの最高位となる13位に進出。11番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾは、15ラップ目に今季3度目の転倒で今季2度目の転倒リタイヤ。ウォームアップ走行で22番手だった22番グリッドの青山博一は、5ラップ目に今季3度目の転倒でリタイヤを喫した。チャンピオンシップは、ポイントリーダーのバレンティーノ・ロッシがランク2位のホルヘ・ロレンソに対して、13ポイント差にアドバンテージを広げた。次戦インディアナポリスGPは、インディアナポリス・モータースピードウェイで8月7日に開幕、9日に決勝レースが行われる。
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