Moto2 第9戦ドイツの予選が16日(土)、ザクセンリンクで行われた。接戦が続くMoto2クラスは、今大会も激しい戦いになった。その中で、初日トップタイムをマークし、2日目のフリー走行で2番手につけた中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)が、予選で再びトップに浮上、2013年のイギリスGP以来のポールポジション(PP)を獲得した。
前戦オランダGPで念願の初優勝を達成。勢いに乗る中上貴晶は、初めてとなるポール・トゥ・ウインと2連勝に挑む。中上貴晶(Moto2 ポールポジション)「3年ぶりにポールポジションを獲得できたので、すごくうれしかったです。昨日、ポールポジションを獲りたいと言っていましたし、それを果たせたこともよかったです。正直、今日は、いろんな選手にマークされて、走りづらかったのですが、最後の最後にいいスペースを見つけることができ、ベストタイムを出せました。今日はコンディションがよくなり、午前中のフリー走行では、リヤのグリップをうまく出せず2番手へとポジションを落としました。そのため、ホイールベースを短くして、それでリヤのフィーリングを感じられるようにしたこともよかったです。明日は初のポール・トゥ・ウインを目指したいです」