レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、ホンダが投入した新型エンジンにポジティブな印象を受けていると語る。公式テスト初日に7番手タイムを記録したマルク・マルケスは「ウインターブレイクの後でバイクに乗り始めたときだから、全員が忙しい1日となり、リズムをもう一度見つける必要があった。特にセパンは、要求が厳しいトラックだけど、始まり方がとても満足している」とコメント。
「異なるエンジンを積んだバイクの仕事をした。1台は昨年型のエンジン。2台は新しいスペックのエンジン。多くのことをアジャストする必要があり、これはノーマルなことだけど、現時点で新しいエンジンは良いようだ。当然、残りの2日間でセットアップを改良して行き、エンジン、電子制御、エアロダイナミックスなどの仕事を継続しなければいけない。まだ1日目。フィーリングとリズムはポジティブだ」2日目にも7番手タイムだったマルク・マルケスは「いくつか前進を果たすことができたので満足している。バイクにはとても良いフィーリングがある。特に午後はバイクが整い、最も暑かった時間帯に速いタイムをマークした。エンジンとセットアップの仕事を続け、新しいフェアリングを試した。このようなテストを実施するときには、バイクのバランスを多少調整しなければならない。フェアリングの搭載に慣れ、データを収集するために走り込まなければならない」「アジャストが必要なセットアップの改良を続けなければならないけど、ここまでのところ、僕たちのペースには満足している。良い仕事をしていると思う。セッションの最後に新品タイヤを履いたけど、雨が少し降り始めてしまったのは残念だった。無理はしていなかったけど、2コーナーでフロントタイヤを失ってしまった。でも、大事には至らなかったよ」と今年初転倒を喫した2日目を振り返った。