ホンダは、今シーズン限りでMotoGP引退するダニ・ペドロサをテストライダーとして起用することに前向きな姿勢を見せている。レプソル・ホンダは2019年からホルヘ・ロレンソを起用。ホンダのファクトリーシートを失うことになったダニ・ペドロサは、今週木曜日に2018年がMotoGPでの最後のシーズンになることを発表した。
ダニ・ペドロサは、ヤマハの新たなサテライトチームのシートをオファーされていたが、最終的に今シーズン限りでMotoGPから引退することを決断した。250cc(現Moto2)で2度のチャンピオンに輝き、最高峰クラスで31勝を挙げているダニ・ペドロサは、今後、MotoGPのパドックで何らかの能力を発揮できることを望んでいると語っており、テストライダーの役割を引き受ける可能性が高いとされている。しかし、ホンダのチームマネージャーを務めるアルベルト・プーチは、ダニ・ペロドサ自身がホンダ陣営に留まるかどうかは、ペドロサ自身の決定にかかっていると語る。ダニ・ペドロサのテストライダー就任について質問されたアルベルト・プーチは「我々はそのストーリーについて話をしていたし、それについての記事を読むのは常に興味深いことだ」と Autosport にコメント。「彼はホンダからの意見を知っている。彼がテストを続けたいかどうかだ。我々はまだわからない。彼の人生であり、彼が決定することだ。彼次第だ」2001年に125cc(現Moto3)でデビューして以来、ホンダ一筋で走ってきたダニ・ペドロサは、テストライダーという役割が将来のための正しい動きかどかを検討するには時間が必要だと語る。「現時点で自分が何をするかはわかっていない。ライフスタイルを変えるという結果だけでもすでに重要なことだからね」とダニ・ペドロサはコメント。「僕は本当に長い間ホンダと一緒にいた。人々のことを知っているし、彼らも僕のことや、僕の仕事のやり方をわかっている。違った角度で僕が愛するスポーツで仕事を続けることも重要かもしれない」「でも、現時点ではわからない。少し時間が必要だ」関連:MotoGP | ダニ・ペドロサ、今シーズン限りでのMotoGP引退を発表