2023年 MotoGP 第15戦インドネシアGPの決勝レースが10月15日(日)にペルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで行われ、フランチェスコ・バニャイアが優勝。ポイントリーダーの座を奪回した。気温31度、路面温度57度のドライコンディションの中、13番グリッドのフランチェスコ・バニャイアが1ラップ目に7人を抜いて6番手に浮上。3ラップ目に3番手、13ラップ目に2番手、20ラップ目に10人目を抜いてトップに飛び出し、第10戦オーストリアGPGP以来5戦ぶり6勝目を挙げた。
マーベリック・ビニャーレス3度目の2位2番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは0.306秒差の2位。MotoGPで初となる3メーカー(スズキ/ヤマハ/アプリリア)での優勝を僅少さで逃したが、4戦ぶり3度目の表彰台を獲得。3番グリッドのアレイシ・エスパルガロは、フロント、リア共にソフトタイヤを選択して30.468秒差の10位。12番グリッドのミゲール・オリベイラは、8番手走行中の11ラップ目に他車との接触が原因でコースアウトを喫して16番手まで後退した後12位でゴール。17番グリッドのラウール・フェルナンデェスは13位。ファビオ・クアルタラロ3度目の3位4番グリッドのファビオ・クアルタラロは0.433秒差の3位。2戦ぶり3度目の表彰台を獲得すれば、15番グリッドのフランコ・モルビデリは14位。ファビオ・ディ・ジャンアントニオ自己最高位7番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは6.962秒差の4位。プレミクラスでのベストリザルトを獲得すれば、9番グリッドのマルコ・ベッツェッキは11.111秒差の5位。11番グリッドのエネア・バスティアニーニは、第11戦カタルーニャGPの決勝レースでスタート直後の多重クラッシュを引き起こす原因となった行為によりロングラップペナルティが科せられたが、12.684秒差の8位でゴールして今季の最高位タイ。ポールポジションのルカ・マリーニは、4番手を走行中の2ラップ目10コーナーで他車との接触が原因で転倒を喫して最後尾まで後退した後、第13戦インドGPのティソ・スプリントで他車との接触が原因で科せられたロングラップペナルティを消化してからリタイア。ポイントリーダー痛恨の転倒6番グリッドのホルヘ・マルティンは、スタートで5人を抜いてホールショットを決め、レースの主導権に握り、3秒差のアドバンテージを築いた直前の13ラップ目11コーナーで週末2度目、今季13度目の転倒。14番グリッドのヨハン・ザルコは15ラップ目で週末2度目、今季14度目の転倒。ブラッド・ビンダー2度のロングラップペナルティ5番グリッドのブラッド・ビンダーは、2ラップ目にルカ・マリーニ、11ラップ目にミゲール・オリベイラと接触したことから2度のロングラップペナルティが科せられて11.288秒差の6位。10番グリッドのジャック・ミラーは12.474秒差の7位。16番グリッドのポル・エスパルガロは2ラップ目に今季12度目の転倒。18番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは12ラップ目に週末2度目、今季18度目の転倒。アレックス・リンス復帰戦9位21番グリッドのアレックス・リンスは22.540秒差の9位。復帰戦でホンダ勢の最高に進出すれば、20番グリッドの中上貴晶はフロント、リア共にソフトタイヤを装着して30.823秒差の11位。8番グリッドのマルク・マルケスは8ラップ目の13コーナーで週末3度目、今季23度目の転倒。19番グリッドのジョアン・ミルは12ラップ目に週末2度目、今季20度目の転倒。チャンピオンシップ総合2位フランチェスコ・バニャイアは25ポイントを加算。総合1位に再浮上すれば、ポイントリーダーのホルヘ・マルティンは18ポイント差の総合2位に後退。総合3位マルコ・ベッツェッキは63ポイント差。オーストラリア3連戦の2戦目となる第16戦オーストラリアGPは、フィリップアイランド・サーキットで10月20日にプラクティス、21日に公式予選とティソ・スプリント、22日に決勝レースを開催。
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