MotoGP:マルク・マルケスは、ホンダの首脳陣に対し、バイクが改善されれば1年後にチームに戻ると伝えたが、ホンダはその考えを却下したと伝えられている。マルケスマルケスは2023年末にホンダでの11年間の任期に終止符を打つことを明言しており、その際には1年契約でグレシーニ・ドゥカティに加入すると予想されている。
MotoGPで6度チャンピオンに輝いたマルケスは「ホンダが2024年に一歩前進し、再び競争力のあるバイクを手に入れられる限り、日本の上司たちの前で2025年に復帰すると約束した」と El Periodicoは報じた。マルケスは「次の世界選手権でライダーがトップ5に入れば」ホンダに戻ることを示唆し、「HRCのトップを驚かせた」が、その後「きっぱりと拒否された」という。ホンダはマルケスの復帰の可能性をインセンティブにすることなく、改善を図ることでポスト・マルケスの時代をスタートさせたいと考えている、と報じられている。マルケスからのオファーは、ホンダのボスである塚本光と渡辺康治との「誠実でオープン」な 会話の一部だった。塚本と渡辺のスタンスは、スターライダーとの交渉において「硬直的な点がある」と評された。マルケスは2025年にフリーエージェントになる可能性が高い(2024年のホンダとの契約最終年を尊重すれば、そうなっていただろう)。ドゥカティで1年走った後、MotoGPで最高のバイクを選べる可能性があるということだ。マルケスが欠場する年にホンダがスポーツのトップに返り咲けば、素晴らしい再会が実現する可能性も否定できない。
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