MotoGP:LCR Honda IDEMITSTUの中上貴晶は、ル・マンのスプリントレースを10位でフィニッシュ。LCR Honda CASTROLのアレックス・リンスは11位でフィニッシュした。14番手、5列目からスタートした中上貴晶は、ライバルとバトルを繰り広げ、ポイント獲得まであとひとりだった。中上貴晶は好スタートを切り、その後、序盤はフランコ・モルビデリ(ヤマハ)、終盤はマーベリック・ビニャーレス(アプリリア)とバトルするなど好走したが、惜しくもポイント獲得には届かなかった。
アレックス・リンスすばらしいスタートを切り、18番手グリッドからすぐにポジションを回復し、最終コーナーまでミスを犯さずオープニングラップを乗り切った。その後も厳しい状況の中で着実にポジションを上げて11位でフィニッシュ。ポイントを獲得することはできなかったが、リンスはRC213Vの改善に向けて、正しい方向に進んでいることを感じ取るレースとなった。明日の決勝レースは、クルーともに最大限の努力をする意気込みだ。中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)「序盤は、前のライダーをなかなか抜けずタイムロスをしてしまいましたが、そのライダーを抜いた後は、いいペースで走ることができました。終盤は、前にいたライダーのペースが速くて、追い抜くことができなかったのは残念です。今日は一歩前進することができました。明日は27周のレースなので、トップ10を目標に頑張ります」アレックス・リンス(LCR Honda CASTROL)「全体的に見れば、正しい方向に向かっていると思います。スプリントは、18番グリッドからのスタートという難しい状況でしたが、セットアップを変更したおかげで、より快適に走ることができました。今大会はいくつかポジティブなポイントを見つけることができました。これはとても重要なことです。まだ、トップグループにはほど遠い状況ですが、明日のレースで何が起こるか見てみたいと思います」
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