ホンダのファクトリーチームは、マルク・マルケスとジョアン・ミルが2023年のMotoGPシーズンに参戦するレプソルの象徴的なカラーリングを発表した。スペインの巨大石油企業レプソルは、1995年からホンダのファクトリーチームのタイトルスポンサーを務めており、近年は提携の終了が噂されていたが、2023年まで提携を継続することになった。
ホンダは3年ぶり2回目の未勝利キャンペーンから2023年を迎え、問題を抱えたRC213Vを立て直して2019年以来のチャンピオンシップに挑戦しようとしている。8度の世界チャンピオンであるマルク・マルケスは、ホンダとの4年契約の最後から2年目のシーズンを迎えるにあたり、チームに残り、2020年に右腕をひどく骨折して以来、フィジカル的には最高の状態にある。さらに、レプソル・ホンダには、スズキが2022年末にMotoGPから撤退することを発表した後、昨年半ばにHRCと2年契約を結んだ2020年のワールドチャンピオン、ジョアン・ミルが加わる。これは、2019年以来、ホンダのファクトリーチームが2人の世界チャンピオンをラインナップに加える初めてのケースとなる。水曜日にマドリードで行われた発表会で、ホンダは新シーズンのほぼ変わらない、しかし一目でわかるカラースキームを発表した。これまでのホンダの冬は、2023年型マシンで期待されたような改善をもたせさなかった。11月にバレンシアでテストされた最初のプロトタイプが好評でなかった後、先週のセパンテストの後、マルク・マルケスもジョアン・ミルもホンダが新しいバイクで競争力を持っているとは感じなかった。セパンテストを0.777秒差の総合10位で終えた後、マルケス・マルケスは「4台のバイクでテストを始め、2日目は3台、今日は2台でスタートし、午後は1台だけだった」と語った。「それがバイクであり、これが方向性であるとすでに決めていました。でも、それは僕がチャンピオンシップに勝つために必要なバイクではない。そのバイクからのもう1 つのステップが必要だ」「でも、ひとつのベースをクリアにして、他のことは忘れることが重要だ」テストは3月11日、12日にポルトガルで再開され、3月26日にアルガルベの地でシーズンがスタートする。