2022年 MotoGP 第8戦 イタリアGPの決勝レースが5月29日(日)にアウトードロモ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロで行われ、フランチェスコ・バニャイアが有鬚下。気温22度、路面温度36度のドライコンディションの中、昨年トップ走行中に転倒を喫した5番グリッドのフランチェスコ・バニャイアがオープニングラップで8番手まで後退したが、3ラップ目4番手、5ラップ目2番手、9ラップ目1番手に浮上。第6戦スペインGPに続き今季2勝目を挙げ、総合7位から4位に浮上した。
ドゥカティのヤングライダーたちがベストリザルト4番グリッドのヨハン・ザルコは、2.590秒差の4位。2年連続の4位でチェッカーフラッグを受ければ、2番グリッドのマルコ・ベツェッキは自己最高位の5位。3番グリッドのルカ・マリーニは今季の最高位の6位。ポールポジションのファビオ・ディ・ジャンアントニオも自己最高位の11位に進出。トップスピード11番グリッドのホルヘ・マルティンは13位だったが、2ラップ目に2年前に樹立されたチャンピオンシップの最高速(時速362.4㎞)を更新する時速363.6㎞を記録。13番グリッドのジャック・ミラーは15位。14番グリッドのミケーレ・ピロは18位。10番グリッドのエネア・バスティアニーニは、6番手走行中の14ラップ目4コーナーで週末3度目、今季11度目の転倒、2度目の転倒リタイアを喫した。ファビオ・クアルタラロが4度目の表彰台獲得6番グリッドのファビオ・クアルタラロは0.635秒差の2位。2戦ぶり4度目の表彰台を獲得すれば、20番グリッドのダーリン・ビンダーは16位。23番グリッドのフランコ・モルビデリは17位。26番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソは20位。アレイシ・エスパルガロが4戦連続の3位ウォームアップ走行で1番手に進出した7番グリッドのアレイシ・エスパルガロは、1.983秒差の3位に入り、4戦連続の3位、5度目の表彰台を獲得。24番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは12.917秒差の12位。22番グリッドのロレンソォ・サバドーリは、6ラップ目にピットに戻り、周回遅れの22位。KTM2機が6戦ぶりに1桁台16番グリッドのブラッド・ビンダーは4.067秒差の7位。15番グリッドのミゲール・オリベイラは11.256秒差の9位に入り、KTMのファクトリーチームに所属する2人が第2戦インドネシアGP以来揃ってシングルフィニッシュ。2人の新人、19番グリッドのレミー・ガードナーと25番グリッドのラウール・フェルナンデェスは19位と21位。ホンダ勢の最高位は中上の8位8番グリッドの中上貴晶は10.944秒差の8位。8戦連続のシングルフィニッシュに入り、第3戦アルゼンチンGP以来今季2度目となるホンダ勢の最高位に進出すれば、12番グリッドのマルク・マルケスは11.800秒差の10位。18番グリッドのアレックス・マルケスは14位。9番グリッドのポル・エスパルガロは、5ラップ目の9コーナーで今季7度目の転倒、2度目の転倒リタイア。スズキの両雄が2戦連続の転倒リタイア17番グリッドのジョアン・ミルは、16番手走行中の8ラップ目1コーナーで今季7度目の転倒。21番グリッドのアレックス・リンスは、13番手走行中の8ラップ目12コーナーで週末2度目、今季3度目の転倒。チャンピオンシップポイントリーダーのファビオ・クアルタラロは20ポイントを加算。総合2位アレイシ・エスパルガロは、4ポイント差から8ポイント差、総合3位エネア・バスティアニーニは、8ポイント差から28ポイント差にギャップが広がり、総合7位フランチェスコ・バニャイアは、41ポイント差の総合4位に浮上した。次戦カタルーニャGP今季3度目の2連戦、2戦目の舞台はバルセロナ-カタルーニャ・サーキット。6月3日に初日、4日に公式予選、5日に決勝レースが開催され、翌日の6日にはオフィシャルテストが予定されている。