2021年のF1モナコGPでは、8名のドライバーがスペシャルヘルメットでレースに挑む。世界3台レースのひとつである歴史的なグランプリであるF1モナコGPには例年、多くのF1ドライバーが1回限りの特注のヘルメットを用意する。今年はマクラーレンが“ガルフブルー”のカラーリングを施したF1マシンで参加するなど、イベントを盛り上げている。またウィリアムズにとっては750戦となる節目のグランプリとなる。
シャルル・ルクレール(フェラーリ)母国グランプリとなるフェラーリのシャルル・ルクレールは、モナコ出身のレーサーであるルイ・シロンに敬意を表して、青いヘルメットをかぶっている。1899年8月3日に生まれたルイ・シロンは1926年にレースを開始し、1931年のモナコグランプリで11番グリッドからブガッティで優勝し、現時点でモナコGPで優勝した唯一のモナコ出身ドライバーとなっている。また、1950年のモナコGPではマセラティから参戦し、世界選手権としての初年度を3位でフィニッシュしている。 この投稿をInstagramで見る Charles Leclerc(@charles_leclerc)がシェアした投稿 ランド・ノリス(マクラーレン)ランド・ノリスは、“ガルフカラー”に合わせたブルーとオレンジのヘルメットを用意。過去への賛辞としてゴーグルと革ベルトをデザインされている。 この投稿をInstagramで見る Lando Norris(@landonorris)がシェアした投稿 ダニエル・リカルド(マクラーレン)ダニエル・リカルドは、マクラーレンのKiwi(キーウイ)のロゴをフィーチャーしたパパイヤオレンジのカラーリング。マクラーレンのCan-Amカーに似たレトロな印象を醸しだしている。 この投稿をInstagramで見る Daniel Ricciardo(@danielricciardo)がシェアした投稿 なお、レースの週末の後、マクラーレンのドライバーたちのヘルメットはチームのメンタルヘルスチャリティーパートナーであるマインドに利益をもたらすためにオークションにかけられる。セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)セバスチャン・ベッテルは、モナコのために塗装をクロームに変更。象徴的なピンクのカラーリングは、チームスポンサーのBWTとのサスティナビリティのメッセージを宣伝している。 この投稿をInstagramで見る Aston Martin Cognizant F1 Team(@astonmartinf1)がシェアした投稿
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