2021年のハースF1チームのドライバーに決定しているミック・シューマッハは、2020年のF1世界選手権 最終戦 F1アブダビGPでケビン・マグヌッセンに代わってフリー走行1回目を担当する。先週末、2020年のFIA-F2選手権のチャンピオンを獲得したミック・シューマッハは、ヤス・マリーナ・サーキットでの最終戦でハース VF-20で初めて走行する。
ミック・シューマッハは、ニュルブルクリンクで開催されたF1アイフェルGPのフリー走行1回目でアルファロメオを走らせる予定だったが、悪天候によって走行はキャンセルされた。そのため、今回が正式なグランプリ週末デビューとなる。先週、ハースF1はミック・シューマッハと複数年契約を締結。2021年のF1デビューに先立って、F1アブダビGPとその後の若手ドライバーテストでハースのF1マシンを走らせる。「先週末を振り返って、チャンピオンシップに勝つよりも良いと想像できることはほとんどなかった。でも、一週間が経ち、F1チームのメンバーになり、FP1をドライブすることは重要なことだ」とミック・シューマッハは語った。「F2選手権で優勝したことは今でも本当に興奮している。来年ハースと一緒にいること、そして金曜日に初めて彼らのためにドライブすることを知って、その興奮は止まらない」「彼ら全員を知り、彼らがどのようにレースの週末にアプローチし、進めていくかを理解し、ここアブダビでハースと一緒にこの旅を始めることを楽しみにしている」「来年の経験に備えて、今週末を最大限に活用して、できる限りのことをしたい」「今回は天気を気にする必要がないので、FP1で走れると確信しているし、素晴らしいドライバーたちとトラックを共有できることをとても楽しみにしている」F1アブダビGPでは、火傷によって参戦を断念したロマン・グロージャンに代わってピエトロ・フィッティパルディが引き続きハースF1のドライバーを務める。