ミック・シューマッハは、初のF1公式テスト参加について加熱する報道にも“いつものこと”だと冷静だ。フェラーリとアルファロメオ・レーシングは、来週のF1バーレーンテストでそれぞれミック・シューマッハを起用することを発表。ミック・シューマッハは、初日にフェラーリ、2日目にアルファロメオ・レーシングで最新のF1マシンを初めて走らせる。
F1テスト参加のニュースに報道は過熱しているが、“対処できる”とミック・シューマッハは自身をみせる。「いつものことだよ」とミック・シューマッハは Kolner Express にコメント。「そのようなことに慣れていない人を僕の立場に連れてくるのであれば話は違うかもしれない。僕はそのような状況で育つ時間があった。それは僕にとって大きな助けになった」しかし、ミック・シューマッハの叔父にあたる元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、静かにしてあげてほしと語る。「彼のためにももう少しリラックさせて、まずは成長させるべきだ」とラルフ・シューマッハは DPA にコメント。ラルフ・シューマッハは、今週末バーレーンで開催されるF2でのデビュー戦でミック・シューマッハがうまくやってくれることを願っていると語る。「彼はF3チャンピオンを獲得してポテンシャルを証明したが、F2ではすべてがゼロからのスタートとなる」とラルフ・シューマッハはコメント。実際、ミック・シューマッハには高いプレッシャーがかかることになるだろう。ベルギー出身の元F1テストドライバーのバス・レインダースは「もし彼が今シーズンにパフォーマンスを発揮できれば、2020年にF1に参戦するチャンスはある」とコメント。「彼が優れているのは明らかだし、最高の環境で成長できる。彼には名前とそれに付随する予算がある」「だが、私はミック・シューマッハがストフェル・バンドーンほど優れているとは思っていな。彼の方が多くのチャンスとリソースがあったとしてもね」関連:フェラーリ、ミック・シューマッハのF1バーレーンテスト起用を正式発表
全文を読む