キャデラックF1チームは、メルセデスのリザーブドライバーを務めるバルテリ・ボッタスを2026年シーズンのドライバーとして起用することを発表し、既に契約済みのセルジオ・ペレスと共に体制を組むことを明らかにした。これを受け、フィンランド人ドライバーの元上司であるトト・ヴォルフは、チームを通じてボッタスの新たな挑戦を歓迎するメッセージを発表した。ボッタスは2017年から2021年までメルセデスに在籍し、10勝を挙げてチームのコンストラクターズ選手権5連覇に大きく貢献。
その後ザウバーへ移籍し、アウディ体制への移行に合わせてチームと長期的に歩む意向を示していた。しかしヒンウィル拠点のチームは2024年末で35歳のボッタスと決別を決断。2022年から2024年にかけてチームの獲得ポイントの大半を記録してきたにもかかわらず、彼の契約を更新しなかった。F1でのキャリアを諦めることなく、10勝を誇るボッタスはメルセデスのリザーブドライバーに就任し、フルタイム復帰の機会を狙っていた。そこに声をかけたのが新規参入チームのキャデラックだった。35歳のボッタスはオファーを受け入れ、2026年からフル参戦することを決断。これに対して、彼の新天地での挑戦を喜ぶトト・ヴォルフはメルセデスを通じて次のようにコメントした。「バルテリが来年再びF1グリッドに戻るのを見るのは素晴らしいことだ。彼にはまだ多くの可能性があり、2026年のメルボルンでスタートラインに立つ資格がある。我々としては彼を失うのは寂しいことだが、彼は今年、我々のサードドライバーとして非常に重要な役割を果たしてくれたし、その貢献は模範的だった。今シーズンいっぱいは共に仕事を続け、その後は来年以降の成功を祈りたい」ボッタスはウィリアムズでキャリアを開始し、メルセデスで栄光を掴み、そしてザウバーでは下位に苦しんだ。キャデラックは彼にとって4チーム目となる。その豊富な経験を踏まえ、F1公式サイトのインタビューでボッタスはチームを移る際の心境について次のように語った。「メルセデスからアルファ(ザウバー)に移った時と同じで、目標をリセットする必要があった。僕にとって大事なのは、チームに関わって、自分自身の手を汚して一緒に作業すること。そこから進歩や成功が訪れれば、それが僕にとっての引き金になる。それが僕を突き動かして、報われる瞬間になる」バルテリ・ボッタスはこれまでにF1で246戦に出走し、10勝、20回のポールポジション、67回の表彰台を記録している。
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