メルセデスGPは、F1ドイツGPの決勝レースで、ニコ・ロズベルグが8位、ミハエル・シューマッハは9位だった。ニコ・ロズベルグ (8位)「今日の状況下でベストを尽くしたという思いはあるが、前回のレースで表彰台に立っているだけに、今回のリザルトにはフラストレーションを感じる。8位フィニッシュというのは、ダメージを最小限に食い止めた、という印象しかない。具体的には、ロバート(クビカ)に対するポイントロスを最小限に抑えた、ということだ。今週末はどうにもペースが上がらなかったが、戦略は良かったし、クルーの努力でピ...
ミハエル・シューマッハ (9位)「スタートは非常に良かったが、その後は見るべきものがほとんどなかった。当初は第1スティントをできるだけ長く取る戦略だったが、状況に対応して戦略を変更したので、もう少し上位でフィニッシュできていても良かったかもしれない。だが、結果的には(戦略の変更は)大きな変化をもたらさなかった。今回は地元GPなので、もう少し戦闘力を期待したのだが、そうは行かなかった。私のピットストップ後の状況は、あれがベストだったと思う。レースパフォーマンスは予選よりも良かったので、より多くを望んでいたが難しかった。神経質になりすぎる必要はないとはいえ、じっくりと腰を据えて今回の不調の原因を分析し、適切なタイミングで適切な打開策を打ち出さなければならない」ロス・ブラウン「今回は、現状のマシンでそれなりの仕事をした。特にニコは、戦略が上手く行って一度はロバートの前に出たものの、マーク・ウェバー(レッドブル)と絡んでタイムをロスし、再逆転を許してしまった。レース結果には若干のフラストレーションを覚える。マシンは、予選中よりもレースの方がパフォーマンスが安定していたが、さらにパフォーマンスを向上させる必要はある。クルーもドライバーもいい仕事をした。信頼性もあったし、ピット作業も迅速にこなし、ストップ時間では1、2位を独占した。戦闘力を高める基礎はすべて整った、と言っていい」ノルベルト・ハウグ「シルバーストンでニコが表彰台に上がった勢いに乗って地元GPを迎えたつもりだが、8、9位に終わってしまった。我々が期待していた結果ではない。とはいえ、グリッドポジションが良くなかったので、ニコは8位、ミハエルは9位以上の成績はほとんど望めなかったとも思っている。今回はマシンアップグレードが予定どおりにできず、スピードやラップタイムにある種の妥協が生じた。チームは、ホッケンハイムまでにニューパーツを間に合わせるよう最大限の努力を怠らなかった。そのハードワークに対して、ダブル入賞という結果はせめてもの報いだ。懸命の努力をしてくれたスタッフにお礼の言葉を述べたい。来週のハンガリーでは、今回以上の結果が残せるようさらに努力するつもりだ」関連:F1ドイツGP:優勝はフェルナンド・アロンソ、フェラーリが1-2!
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