メルセデスF1チームは、ルイス・ハミルトンのマシンがF1アメリカGPで失格となったことを受け、ミスを認めた。ハミルトンはレッドブルのマックス・フェルスタッペンに次ぐ2位でフィニッシュしたが、レース後の検査でF1マシンの下に敷かれていたプランク(厚板)が薄くなりすぎていたことが発覚。その結果、フェラーリのシャルル・ルクレールとともにレース結果から除外された。
メルセデスF1チームの代表であるトト・ヴォルフは 「間違ったことをした」と認め、チームは処分を受け入れたと語った。「今日のマシンのパフォーマンスから多くのポジティブなものを得ることができる」とヴォルフは語った。「優勝まであと一歩のところで届かなかったのは残念だった」「だが、このサーキットは高速コーナーが多くて、ほんの数レース前までならパフォーマンスを発揮できなかっただろう」「アップグレードによって、マシンはそのようなエリアでよりハッピーになったようだし、うまく機能している。方向的にはとてもいい兆候だ」「レース結果と失格に目を向けると、スプリントウィークのセットアップの選択は、わずか1時間のフリープラクティスでは常に困難であり、COTAのようなバンピーなサーキットで新しいパッケージを実行する場合はさらに困難だ」 「最終的には、そんなことはどうでもよくなる。我々が間違っていたところを他はうまくやった。ルールの上では小細工はできない。我々はそれを受け止めて学習し、来週末にはさらに強くなって戻ってくる必要がある」一方、ハミルトンは、失格による失望が、それ以外はポジティブだった週末を台無しにするものではないと主張した。 「ハードに戦う気分でここに来たし、フィーリングも良かった。自分のパフォーマンスに本当に満足している」とハミルトンは語った。「全体的に見れば、今日も最適なパフォーマンスを発揮できなかった」ペースは良かったし、マシンのフィーリングも良かった。周りのドライバーが速かったので、レースをするのは大変だったけど、多くのことに満足できた。振り返ってみても、今日は勝てたかもしれない。 前に進んでいるのでポジティブに感じている」「レース後に失格になったのはもちろん残念だけど、それでも今週末の進歩が損なわれるわけではない」
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