メルセデスGPは、中国GPでニコ・ロズベルグとミハエル・シューマッハの両方のマシンにFダクトを搭載して予選に挑んだ。報道では、ミハエル・シューマッハのマシンにだけFダクトが搭載され、ロズベルグのマシンには既存のセットアップが採用されたとされていた。「週末後により理解を深め、今後何をするべきかを理解するだろう」とシューマッハはコメント。
しかし、土曜日の午後、両方のマシンがFダクトを搭載して予選に挑んでいたことが明らかになった。ドイツの通信社SIDによると、ミハエル・シューマッハはセッション後のデブリーフで初めてロズベルグもFダクト・システムを使っていたことがわかったという。「以前の会議ではニコは他のウイングを使うと理解していたけど、そうではなかった」とシューマッハは述べた。ロズベルグは、ポールポジションからコンマ4秒遅れで4番グリッドを獲得。アップグレードされたマシンが“進歩した”と語っている。一方のミハエル・シューマッハは、ロズベルグからさらにコンマ5秒遅れで9番手だった。関連:Fダクトとは