メルセデスGPのノルベルト・ハウグは、ミハエル・シューマッハのF1復帰が短命に終わるかもしれないとの論調を否定した。引退から3年を経て、ミハエル・シューマッハはメルセデスGPと2012年末までの契約を結びF1復帰を果たした。しかし、ミハエル・シューマッハはこれまでチームメイトのニコ・ロズベルグを上回ることができず、予選では7番手、決勝では6位が最高で、ポイントでもロズベルグに26ポイント差をつけられている。
ミハエル・シューマッハが3年契約を全うできないのではとの噂について尋ねられたノルベルト・ハウグは「それは全く違う」とコメント。「ミハエルが高いモチベーションを持っており、長期的な成功による長期の復帰を望んでいる」ミハエル・シューマッハが91勝の記録を伸ばせるかという質問には「そう思う。クルマがそれができるくらいになれば、ミハエルには可能だ」「彼がより良い結果を出せていないのは、彼の失敗によるものではない」「本物のファンは専門家であり、これまで何が起こったか、なぜポイントで不利な状態が続いているかを正確にわかっている」しかしノルベルト・ハウグは、彼のコメントがこれまでのロズベルグの業績を悪く言っているわけでないと主張。ロズベルグはマレーシアGPでフロントローを獲得し、チームに初となる3位表彰台をもたらしている。「開幕3レースで、彼は可能な限りベストな仕事をしてくれた」