ダイムラーの最高経営責任者であるオラ・ケレニウスは、メルセデスが2021年からF1撤退の準備をしているとの報道を否定した。Autocar と RaceFans.net は、2月12日に暫定的に予定されているダイムラーの取締役会で2020年以降のメルセデスのF1における将来が検討されると報じた。
メルセデスの親会社であるダイムラーは、コスト削減に対する圧力が高まっている。昨年、ダイムラーは、2022年までにコストを10億ドルのコスト削減と10,000人以上のスタッフのリストラ計画を発表している。そのため、メルセデスは2020年限りでF1チームとしての参戦から手を引き、エンジンサプライヤーとしてのみF1に残るとの推測を生んでいる。メルセデスがF1チームとしての参戦から撤退した場合、現メルセデスのF1チーム代表であるトト・ヴォルフとレーシング・ポイントF1チームのオーナーであるローレンス・ストロールがチームを買収し、アストンマーティンにブランド変更する可能性が報じられている。ローレンス・ストロールは、アストンマーティン買収に2億ポンド(約285億円)の出資を打診しており、取引は完了に近づいているともいわれている。しかし、水曜日にベルリンで開催されたドイツの自動車産業の年次レセプションで、この話題について質問を受けたオラ・ケレニウスは「真実ではない」と明確に答えた。メルセデスの情報筋はまた、2月12日の取締役会ではメルセデスのF1撤退は議題に挙がっていないと Reuters に語った。また、報道を否定したのはメルセデスだけではない。ルイス・ハミルトンは、ソーシャルメディアを利用して、2021年以降についてトト・ヴォルフと契約交渉を開始したとの報道を否定した。今週初め、イタリアのメディアは、年俸6600万ドル(約72億円)の4年契約を要求するルイス・ハミルトンと、年俸5000万ドル(54億円)の2年契約を提示するメルセデスとの交渉が難航していると報じた。ルイス・ハミルトンは1月29日(水)にInstagramで「参考までにトト(ヴォルフ)と僕はまだ契約について話をしていない」と投稿。「現時点では何も交渉されていない。紙面がストーリーをでっち上げているだけだ」ルイス・ハミルトンは、ミハエル・シューマッハの7回のF1ワールドチャンピオンと91勝という記録に匹敵するべく、今年、F1での14シーズン目を迎える。メルセデスは2月14日にシルバーストンで2020年F1マシン『W11』のシェイクダウンテストを実施する。
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