メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、ルイス・ハミルトンがチームを去ることを決めた場合、メルセデスは代わりに優れたドライバーを引き付けることができるが、6回のF1ワールドチャンピオンを保持することがチームの最優先事項だと認める。3強チームのなかで、フェラーリはシャルル・ルクレール、レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンとの契約を複数年延長。ルイス・ハミルトンは新たに2年間契約を延長するとの噂が浮上している。
だが、ルイス・ハミルトンはフェラーリへの移籍が噂されており、その一方でメルセデスはワークスチームとしてのF1参戦を取りやめて、トト・ヴォルフはローレンス・ストロールと組んでブラックリーのF1チームを買収する可能性もある。しかし、メルセデスは少なくとも2020年までF1にコミットすると予想されており、トト・ヴォルフはルイス・ハミルトンがチームを離れてもメルセデスは対処できると語る。「どのスポーツも静的ではないと思う。つまり、常になんらかの変化はあるし、変化は機会を提供するものでもある」とトト・ヴォルフはコメント。「私はまだ関係を継続していくことを強く望んでいるが、私がそれを完全にコントロールできるわけではない。ルイスがチーム内で非常に強力な柱であることは間違いない」「我々が持っている道徳と誠実さという価値観は、絶対的にナンバー1だと思っている。ルイスの立場と目的を理解を理解することが我々が決断を下す鍵となるだろう」だが、今のところ、トト・ヴォルフは、ルイス・ハミルトンの後任候補について推測することはないと語る。「ルイスと私、ルイスと我々の前に潜在的なドライバーを確保するというミッションには乗り出すことはない。その後、会話をしていくことになるだろう」「しかし、速いマシンと強力なエンジンを生産できる限り、我々には常に誰がマシンを運転するかを決定する機会があると思う。そして、ルイスが我々の優先事項であることは間違いない」
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