ロジャー・ペンスキーは、メルセデスF1チームを買収するとの噂を否定。“これ以上余裕はない”と断言した。今週初め、来シーズン以降にダイムラーがメルセデスをF1から撤退させることを決断させた場合、2つの利害関係者がチーム買収に興味をもっているとし、その一人がペンスキーだと報じられた。
メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、最近、メルセデスのF1への継続的な参戦は“答えを与えられていない”ことを明らかにしていた。「新しいコンコルド協定について話し合っている最中だ。これに関連して、またそれとは別に、自動車の開発とスポーツへの影響について議論している」とトト・ヴォルフは述べていた。 Auto Bild は、ペンスキーがチーム買収について交渉中であり、同じく関心を持っているロシアの大富豪ドミトリー・マゼピンと競合すると報じた。しかし、ペンスキーは、その噂は真実ではないと否定した。「まったく真実ではない。これ以上余裕はない」とロジャー・ペンスキーは RACER に語った。元レーシングドライバーだったロジャー・ペンスキーは、最近インディカー・シリーズとインディアナポリス・モーター・スピードウェイを購入。額は推定16億ドルとされている。メルセデス・ベンツの最高経営責任者を務めるオラ・カレニウスは、ロンドンで行われた投資家会議の場で、ダイムラーはメルセデスがF1を継続することに熱心であると語った。「F1に関しては、6回のチャンピオンシップを連続して獲得したことは歴史的な成果であり、マーケティングとブランディング戦略の面で見事に成果を上げた活動だ」とオラ・カレニウスは語った。「あなたがF11ファンであるかどうかに関係なく、合理的な方法でこれらのマーケティング投資を見なければならない。マーケティングとメディアへのすべての投資を、リーチ、インパクト、および投資にかかる費用の観点から比較検討している」「F1活動のメディア価値をニールセンのメソッドを使用して測定すると、それは年間10億ユーロの価値があるある。この活動は非常に大きなリーチとインパクトということになる」「コストを公に開示したくないが、驚くほど低い。F1にはコスト面と収益面の両方があることを決して忘れてはならない」
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