メルセデスのエンジニアリングディレクターを務めるアルド・コスタは、フェルナンド・アロンソがチームにフィットすることは考えていない。アルド・コスタは、16年間勤めたフェラーリを解雇された。多くの者は、彼がフェラーリ低迷のスケープゴートにされたと考えている。その後、メルセデスに移籍したアルド・コスタは、エンジニアリングディレクターとしてチームのダブルタイトル3連覇に大きく貢献している。
フェラーリ時代の最後の2年間にフェルナンド・アロンソと仕事をしたアルド・コスタタは、ニコ・ロズベルグの後任としてフェルナンド・アロンソをどう思うかと Speedweek に質問された。「ドライバーとして、フェルナンドは偉大なドライバーのひとりだ。だが、クルマの外ではまだ彼を決して理解できていない。私にとって、彼は謎の性格であり、読み取るのが非常に難しかった。メルセデスでの彼を予想できない。それにハミルトンが我々のもとを去るべき理由も見当たらない」とアルド・コスタは述べた。「我々は自分たちが育成してきた若いドライバーに集中し、我々自身を発起させるべきだ。我々には多くのポテンシャルを秘めた二人のドライバーがいると思う。パスカル・ウェーレインはピレリとのテスト走行のおかげで少なからずエステバン・オコンよりも経験を積んでいる」「ウェーレインは、今後のベストなオプションのひとつだと思う。他の多くの候補者は既存契約によって妥協を強いられている。我々はその全てを互いに比較検討し、難しい決定をしなければならない」メルセデスの自身のポジションについてアルド・コスタは「メルセデス・ベンツでの今の職場で非常に気分がいい。ここで慣れているし、離れるつもりはない。2013年以降、このチームは計り知れないほど細部まで行き届いた仕事のおかげで着実に成長を遂げた」と述べた。