メルセデスは、F1中国GPの予選で、ニコ・ロズベルグがポールポジションを獲得。一方のルイス・ハミルトンはQ1でパワーユニットにトラブルが発生してタイムを記録できず、最後尾からスタートすることになった。ニコ・ロズベルグ (1番手)「今年初ポールを獲得できて最高だ。いつだって先頭からレースをスタートできるのはベストだし、またその機会が得られてとてもうれしい。もちろん、ルイスのクルマが壊れたのは良くないことだし、ポール争いができなくて残念だ」
「チームとして調査する必要があるけど、いずれにせよ、彼は明日、彼のやり方で戦うと確信している。Q3の最初のアタックでは少しミスしてしまったけど、最後のラップはなかなか良かった。でも、キミが最後のラップでミスしているのを考えれば、今日のギャップはタイムシートで見えるほど大きくはないと思う。金曜日のフェラーリは僕たちと同じレベルだったし、赤いクルマからの力強い挑戦に備えなければならない。レースではいくらかサプライズが起きるかもしれない。多様な戦略があるので、まだ長い道のりだ。でも、クルマのフィーリングはいいので、バトルを楽しみしている」 ルイス・ハミルトン (4番手)「もちろん、走れなくてがっかりしている。グリッドペナルティが決まっていたので、いずれにせよタフな週末になるのはわかっていた。でも、このようなことは僕たちを試すために与えられたものだ。誰も楽をすることは望んでいない。少なくとも僕は望まない。今は泥の中かもしれないけど、這い出してみせる。僕たちには素晴らしいクルマがあるし、チームは素晴らしい仕事をしている。改善できるエリアはあるけど、まだシーズンは序盤だし、僕たちはそこにたどり着けることはわかっている。誰も諦めないことが重要だ。僕たちにできるベストなことは、ここから学んで、前進することだ。みんなも僕と同じくらい悔しい思いをしているはずだ。でも、なるようになるさ。僕たちは勝つ時も負ける時も一緒だ。何が起こったのを解明するために懸命に仕事をして、二度と起きないようにしなければならない。ポジティブなニュースは、ここがオーバーテイクができて、クルマが速いことだ。明日までに修復して、良いレースができることを願っている。このようなポジションは以前にも経験している。2年前のハンガリーではグリッドの後ろから表彰台に上がった。だから、どんなことも可能だ。タイヤはそれほど長持ちしないので、あのレースほど単純ではないかもしれないけどね。でも、もちろん僕は全力を尽くして、できるだけ上を目指す。少なくともポイント圏内には入れるだろう。そこか何ができるか見てみよう。また終わっていない。本当に終わるまでね・・・」関連:F1中国GP 予選:ニコ・ロズベルグがポールポジション