今シーズン独走を続けるメルセデスは、過去よりもテレビ露出が減っていることを認識している。開幕から5戦で全勝を成し遂げているメルセデス。F1スペインGPでも、3位以下に40秒以上の差をつけてメルセデスの両ドライバーが首位争いを展開。だが、テレビカメラは、メルセデス同士のバトルよりも、後方のバトルを映していた。
メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、そのような状況についてやれることは何もないと述べ、メディア露出のためにパフォーマンスを下げることなどあり得ないことだと述べた。メルセデスのクルマがあまり画面に登場しないことについて「面白いことに、我々もそれを目にしたよ」とトト・ヴォルフはコメント。「バーレーンでは、我々が映し出されたメディア報道は以前のレースよりも少なかった。それについて我々が何かするのか? 故意にギャップを狭めればいいのか? いいや。そんなことをしても機能しない」「我々はそれを飲み込まなければならない」
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