ザク・ブラウンがマックス・フェルスタッペンのマクラーレン移籍の可能性を否定した。マクラーレンCEOは、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリという現在のドライバー体制に強い満足感を示し、フェルスタッペンを迎える必要性はないとの立場を明確にしている。一方で、仮に移籍が起きる場合の行き先としてはメルセデスを挙げ、その可能性を示唆した。2026年シーズン序盤、フェルスタッペンの将来を巡る議論が再燃している。
新レギュレーションへの不満やレッドブルの苦戦に加え、長年のレースエンジニアであるジャンピエロ・ランビアーゼのマクラーレン加入決定が、移籍憶測をさらに強める要因となっている。ザク・ブラウン フェルスタッペンのマクラーレン移籍を否定スカイスポーツF1の取材で、ザク・ブラウンはフェルスタッペンがランビアーゼに続いてマクラーレンへ移籍する可能性について問われた。「マクラーレンの立場から言えば、ランドとオスカーにはこれ以上ないほど満足している」「彼らとは長期契約を結んでいるし、コース上でもコース外でも最高のドライバーペアリングだと思っている」「だから我々には、この2人のスーパースターのどちらかを入れ替えるつもりはない」ブラウンは、仮にドライバーの一人が離脱した場合にはフェルスタッペンが魅力的な選択肢になることは認めつつも、そのようなシナリオは現実的ではないとの見解を示した。「もちろん、もしどちらかがいなくなるようなことがあれば、マックスは非常に大きな才能だ」「だが、そうなるとは予想していない」移籍先候補としてメルセデスを示唆ブラウンはさらに、フェルスタッペンの将来の移籍先について問われた際、自身の見立てとしてメルセデスの名前を挙げた。「彼はどこへ行くだろうか? もし賭けるとしたら、私はメルセデスだと思う」2026年の新時代においてメルセデスは好スタートを切っており、これまでのポールポジションと優勝をすべて獲得している状況が、その見方の背景にある。フェルスタッペンの将来を巡る状況フェルスタッペンの将来は、2026年シーズン開幕直後から再び注目を集めている。本人は新レギュレーションに対する不満からF1離脱の可能性を示唆しており、レッドブルもシーズン序盤は苦戦している。契約は2028年までとされているものの、パフォーマンスに連動した解除条項が含まれていると見られており、状況次第では移籍の可能性も排除できない。さらに、長年のパートナーであるジャンピエロ・ランビアーゼがマクラーレンに加入することが決定したことで、フェルスタッペンの動向に関する憶測が一層強まっている。マクラーレンの明確なスタンス今回のブラウンの発言は、フェルスタッペン獲得の可能性を完全に否定するものではないものの、現時点での優先事項が現行ラインアップの維持にあることを強く示している。ノリスとピアストリという「長期的な軸」を確保しているマクラーレンにとって、フェルスタッペンは“必要な存在”ではなく“仮定の選択肢”にとどまる。むしろ、移籍が現実化する場合には、競争力の高いメルセデスが最有力候補になるというのが、ブラウンの現実的な見立てだ。
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