マクラーレンが、2025年のF1世界選手権のコンストラクターズチャンピオンを獲得した。今季ここまで誰にも迫られない圧倒的な強さを見せ、残り6戦を残してタイトルを確定させた。昨年に続き、2連覇となる。ランキング2位のメルセデスに333ポイント差をつけ、13ポイントを獲得すればシンガポールGPを迎えたマクラーレン。1台でもトップ3に入れば即座に確定という状況だった。
レースでは、ランド・ノリスが3位、オスカー・ピアストリが4位でフィニッシュ。27ポイントを加算して650ポイントに通達。2位のメルセデスに325ポイント差をつけた。マクラーレンは、通算10回目のコンストラクターズタイトル獲得。オスカー・ピアストリとランド・ノリスがシーズンを通してポイント獲得に大きく貢献しており、ここまでマシンは28回の表彰台と12勝を挙げている。今回のタイトル獲得は、昨年の最終戦アブダビGPでフェラーリとの戦いを制して手にした王座に続くものだ。1990年と1991年以来、実に34年ぶりとなるコンストラクターズ選手権連覇となった。ピアストリとノリスの2人はドライバーズ選手権の主役でもあり、この戦いはシーズン最終盤まで続く見込みだ。シンガポールでのコンストラクターズタイトル確定後、ピアストリはノリスに22ポイント差をつけてランキングをリードしている。「本当に最高だ」とザク・ブラウンは語った。「チームの男女全員が素晴らしい仕事をしてくれた。そしてチームマネジメントの皆も──ここにいるアンドレアをはじめとして、全員がね。」「信じられないほど感動している。この感情を、素晴らしい仕事をしてくれたチームのみんなと分かち合いたい。そして残り6戦を残しての達成なんて、信じられない」とステラが付け加えた。「我々は今後も、この勝利の流れを続けていくために非常に懸命に取り組んでいる。技術規則の変更にも向けて、我々は“オールイン”の姿勢で臨んでいる。」その後、ブラウンはドライバーたちについて尋ねられた。「彼らはシーズンを通して見事に走ってくれた。2人の素晴らしいレーシングドライバーなしでは勝つことはできない。我々は彼らに自由に戦わせているし、見ての通り、今日は手に汗握る展開だった。」 この投稿をInstagramで見る McLaren(@mclaren)がシェアした投稿2025年 F1コンストラクターズポイント(第18戦終了時点)1.マクラーレン - (650)2.メルセデス - (325)3.フェラーリ - (300)4.レッドブル - (290)5.ウィリアムズ - (102)6.レーシングブルズ - (72)7.アストンマーティン - (66)8.ザウバー - (55)9.ハース - (46)10.アルピーヌ - (20)