マクラーレンは、アウディによる買収を否定。マクラーレン・グループ全体のオーナシップが変更になるという報道は「完全に不正確」だと説明した。月曜日の朝、Autocarは、アウディがマクラーレン・グループ全体を買収し、それにより、アウディがF1に参戦するためのドアを開くことになると報道。日曜日の夜、Reutersはアウディが「協力の機会にオープン」だと報じていた。
しかし、マクラーレンは、Autocarの報道を強く否定。記事の削除を要求し、Autocarのサイトから記事は削除された。「マクラーレン・グループは、アウディに売却されたと述べているニュースメディアの報道を知っている。これは完全に不正確であり、マクラーレンは記事の削除を求めている」「マクラーレンの技術戦略には、他の自動車メーカーを含む関連パートナーやサプライヤーとの継続的な話し合いとコラボレーションが常に含まれているが、マクラーレン・グループの所有構造に変更はない」この報道は、フォルクスワーゲン・グループが2026年に導入予定の新しいF1エンジン規則に合わせて、アウディとポルシェのブランドを介してF1参戦を準備しているという噂が強まっているなかで発表された。アウディはマクラーレンとの潜在的なコラボレーションと関連しているが、ポルシェは既存のチーム、おそらくレッドブル・レーシングとのパワートレインパートナーとしてF1への参入を真剣に検討していると報じられている。F1は、新しいOEMをスポーツに引き付けるために特別に設計されたレギュレーションに対応する新しいF1パワーユニットの構築に取り組むようフォルクスワーゲン・グループを説得しようとしている。