マクラーレンF1チームのCEOを務めるザク・ブラウンは、チームとの新契約を匂わせるツイートをしたリッチエナジーに素早く反応。“無益な宣伝”だと不快感を露わにした。ハースF1チームとのスポンサー契約を終了してF1との繋がりはなくなったリッチエナジーだが、その後もF1関連のツイートを続けており、11月1日には『#NewDeal』『#McLaren』『#RenaultF1』というハッシュタグをつけた画像を投稿した。
それほど注目されることはないと思われるツイートだが、ザク・ブラウンはすぐに反応。マクラーレンはリッチエナジーと話をすることすら興味はないと突き放した。「そのツイートが送られてきた。あの男は自分自身に注意を引くのが好きなようだ」とザク・ブラウンは、リッチエナジーのウィリアム・ストーリーに言及。「彼らと話をしたことはないし、話したいとも思わない。パブリシティを得るための試みだと思う」また、ザク・ブラウンは、報じられていたブラジルの石油会社ペトロブラスとの契約を今シーズン限りで終了し、2020年に新しいスポンサーを迎えることになると語った。F1アメリカGPでは、マクラーレンのスポンサーを務めるHuski Chocolateがアルファロメオ・レーシングのスポンサーを務めて話題となったが、ザク・ブラウンはそれが1回限りのものであることを示唆した。「彼らとは長期契約を結んでいる」とザク・ブラウンは説明。「Finn Rausing(アルファロメオF1の共同オーナー)とHuskiのオーナーは同じ国の出身であり、彼らは一緒にビジネスをしている」「つまり、そこには既存の関係がある。今週末、ここにはたくさんの人が訪れるので、彼らはさらなる露出を望んでいた」