マクラーレンは、F1シンガポールGPの決勝レースで、ランド・ノリスが7位、カルロス・サインツが12位でレースを終えた。アンドレアス・ザイドル(チーム代表) 「なんというレースだ! コンストラクターズ選手権のライバルよりも多くのポイントを獲得してシンガポールを離れられるのは本当に良いことだ。残念ながら、カルロスのレースはわずか数コーナーでほぼ終了したが、それでも非常に巻き返した」
「ランドは素晴らしい走りで、今日の我々に達成できる最高のポジションでクルマを持ち帰ってくれた。セーフティカーが出動した終盤のラップは、自分よりも良いタイヤで走っていた真後ろのドライバーたちからの激しいプレッシャーに晒されたが、うまく対応した。この暑さでタフだったが、ガレージとピットウオールのチーム全員が素晴らしい仕事をした。また、ファクトリーからノサポートもあり、週末を通してアップデートによって強力なペースをが得られた。今後のレースに向けて非常に楽観的になれる。次はソチだ」ランド・ノリス(7位)「最終的にはまずまずのポイントが獲れた良いレースだったし、他にやれることはなかったと思う。ベストなスタートが切ったが、前にいるみんなにつかまってしまった。全員がタイヤをセーフしようとしていた。これもレースだけどね。セーフティカーが何度か出て、自分たちに有利に働いたときもあったけど、そうでないときもあった。フレッシュなソフトを履いたヒュルケンベルグとガスリーに後ろにつかれてしまった。それから最後の数周はすごいプレッシャーだった。プッシュせざるを得なかったけど楽しかった。それまではすごくゆっくり流していたレースだったからね。今日は2人ともポイントを獲れていたはずなおで、序盤にカルロスがヒュルケンベルグに当てられたのは残念だった。ハードワークをしてくれたチームとファクトリーの全員に感謝したい」カルロス・サインツ (12位)「非常に残念な週末の終わりになってしまった。良い結果を狙っているときに、2戦連続でノーポイントとなってしまった。望んでいたとおりのスタートが切れたし、7番手で前のレッドブルを攻めていた。でも、ターン5の進入でルノーに追突されてそれでおしまいだった。パンク、大きなマシンダメージ、それから長いピットストップで周回遅れになった。僕は7位にはなれただろうし、チームにとってはダブルポイントフィニッシュできていたはずなので残念だ。もちろん、それでも諦めずに最後までハードに戦った。クルマの中では肉体的にも精神的にも強くなった気がしたし、ロシアでは反撃できる。もうこのレースのことは忘れて次の週末に集中しよう」